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今回は車検が切れた車を公道で走れるようにするには?必要な手続きと流れを解説します。
「しばらく乗っていなかった車の車検が切れていた」「車検切れの車をもう一度使いたい」という場合、どのような手続きをすればよいのでしょうか。
車検が切れた状態の車をそのまま公道で走らせることはできません。国土交通省も、無車検車の運行は違法であるとして、早急に継続検査を受けるよう案内しています。
今回は、車検切れの車を再び公道で走れるようにするまでの基本的な流れを簡単にご紹介します。
① まずは公道を走らせない
車検が切れている車は、原則として公道を自走させてはいけません。
「近くの整備工場までなら大丈夫」と思って運転してしまうのは避けましょう。
まずは車検証や検査標章を確認し、車検の有効期間が切れていないか確認することが大切です。
② 自賠責保険の有効期間を確認する
車検切れの車では、自賠責保険も切れているケースがあります。
車検を受けるために仮ナンバーを利用して公道を走行する場合には、有効な自賠責保険への加入が必要です。
そのため、車検の手続きを始める前に、自賠責保険の有効期間を確認しておきましょう。
③ 車を車検・整備場所まで運ぶ
車検切れの車を整備工場などへ移動させる方法は、大きく2つあります。
方法1:仮ナンバーを取得して自走する
市区町村などに「自動車臨時運行許可」を申請し、いわゆる「仮ナンバー」を取得する方法です。
国土交通省によると、臨時運行許可は、車検を受けるためなど一定の目的・経路について認められる制度で、許可期間は5日以内です。
仮ナンバーを利用する場合は、許可された目的・経路・期間を守って走行する必要があります。
方法2:積載車・レッカーなどで運ぶ
もう一つは、積載車やレッカーなどを利用して整備工場まで運ぶ方法です。
この方法なら、車検切れの車を自走させる必要がないため、仮ナンバーの手続きが難しい場合にも利用しやすい方法です。
④ 点検・整備をして車検を受ける
車を整備工場やディーラーなどに持ち込み、必要な点検・整備を行ったうえで車検を受けます。
もちろん、ユーザー車検として自分で運輸支局へ車を持ち込み、継続検査を受けることもできます。
車検に合格すれば、新しい車検証が交付され、検査標章(ステッカー)を表示することで、通常の公道走行ができる状態になります。
⑤ 仮ナンバーを返却する
仮ナンバーを利用した場合は、許可期間が終了したら、速やかに仮ナンバーと許可証を返納します。
国土交通省の制度概要でも、臨時運行許可の流れは「申請→許可証・番号標の貸与→返納」とされています。
車検切れの期間が長い場合は注意
長期間動かしていなかった車は、タイヤ・バッテリー・ブレーキ・オイル類などに問題が生じている可能性があります。
単純に車検を受ければよいとは限らないため、まず整備工場などで車両の状態を確認してもらうと安心です。
また、一時抹消登録されている車などは、単純な継続検査とは異なる手続きが必要になる場合があります。
まとめ
車検切れの車を再び公道で走れるようにする基本的な流れは、
車検切れを確認
↓
公道を走らせない
↓
自賠責保険を確認・加入
↓
仮ナンバーまたは積載車などで移動
↓
点検・整備
↓
車検を受ける
↓
車検証・検査標章を確認
↓
通常の公道走行へ
という流れになります。
車検切れの車を「少しだけだから」と自走させるのは避け、必要な手続きをしてから公道を走るようにしましょう。
車検・自動車登録・車庫証明など、自動車に関する手続きは書類や状況によって必要な対応が変わることがあります。
ライフスタイル行政書士事務所では、自動車登録や車庫証明など、自動車関連の行政手続きについてもご相談いただけます。
「車検が切れてしまったけれど、何から始めればいいかわからない」という場合も、まずは現在の車の状況を整理するところから始めてみましょう。